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側湾症


脊柱側湾症について。
当院の患者さんの約3割強が側湾症で、その半数以上が自分が側湾症であることすら気づいていません。 成人してからの施療には時間と自己努力(体操)が必要になります。
ですから、お子様が小さいうちに見つけてあげるようにしましょう。


<脊椎側湾症とは?>
正常な脊柱は正面あるいは背面から見るとほぼまっすぐ伸び、横から見ると前後にカーブ(生理的湾曲)しています。
脊柱が横にねじれながら横に湾曲することを脊柱側湾症と言います。

側湾症には生まれつき奇形の「先天性」と成長期に急に湾曲が進む「突発性」や事故などで起こる側湾症があります。



<突発性側湾症の現状>
先天性側湾症や事故による側湾症と違い、突発性側湾症の原因は西洋医学では解明されていないのが現状で、自覚症状がないまま、成長とともに短期間で進行してしまうので、気がつけば側湾症がかなり進行していることが現実です。
学校での検診もありますが、見落とされ発見が遅れてしまうことが多々ありますので、「家庭でのチェック」が大切になります。


<側湾症のチェック法>


1.前屈チェック
足を肩幅に開いて立つ そのまま前屈をして背中の左右の高さをチェック



2.肩甲骨のチェック
まっすぐたって、肩甲骨の高さや出っ張りの左右差をチェック


3.立位のチェック
肩や骨盤の左右の高さのチェック


4.壁に背中をつけてバンザイチェック
壁に頭・背中・お尻をつけて、バンザイします。何度か上げ下げをして自然な状態で左右の手の高さをチェック


<突発性側湾症の原因考察>
側湾症のチェック項目で陽性がでたお子様・大人の方。
ここで痛みのチェックをしてみてください。







腰部の凸部の脊柱の骨際を左から右に押して痛みはあるか?


胸部凸部の脊柱の骨際を右から左に押して痛みが出るか?


左足の膝関節の少し上の内側を押して痛みが出るか?
右足の外くるぶしの下の引っ込んだ部分を押して痛みが出るか?
どうですか?すべてに痛みがありませんでしたか?

上記の痛みチェック は300件以上の臨床で100%例外なく陽性でした。


ここで、疑問が生じます。
側湾すると何故、膝や足関節に影響を与えるのでしょうか?

現在側湾は胸部から変位し、その反抗曲線として腰部が湾曲すると考えられています。
しかし、実際は足関節の変位が、膝⇒股関節⇒骨盤⇒腰部⇒胸部 へと変位させるのではないでしょうか。


足関節は全体重を支え、歩行時には複雑な挙動をします。

片側の足関節が回内(内側にねじれる)すると、バランスをとるために変位した足関節側は、胸椎が右側湾の場合、足関節の回内⇒膝内転⇒股関節と骨盤の後方及び上方変位⇒腰推部は左から右へ側湾⇒胸推部は右から左に側湾となります。

実際に足関節を矯正すると膝痛が完全になくなったり、腰痛や背面痛に大きな治療効果を挙げています。

欧米諸国では、幼少期から足管理が徹底されており、足専門の医者が多く存在します。
彼等は、足関節の変位がカラダに及ぼす影響を知っており、腰痛のメカニズムの大きな原因のひとつとして取り上げています。

当院では、その、足医師が処方するオーダーメイドインソール(靴の中敷)で足管理をして、側湾症や腰痛の治療の一環として効果を挙げています。

また、側湾症は患者様の努力も必要となります。

従来の側湾体操とはまったく別の体操を指導しています。
治療とあわせて高い効果を上げています。


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