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不眠やうつの原因

不眠やうつを訴える患者さんの8割は自律神経失調症が原因です。
その主原因である、自律神経失調症とはどのようなものでしょうか。

 

自律神経失調症とは

自律神経は交感神経と副交感神経で成り立っています。
たとえば、血管を収縮させて緊張したり興奮したりするのは交感神経の働きで血管を膨張させてリラックスしたり安静にするのは副交感神経が優位な状態なのです。
この2つの正反対の神経をバランスよく切り替えて生活しているのですが、このバランスが崩れることを「自律神経失調症」といいます。

 

自律神経失調症の4つのタイプ

1.本能性自律神経失調症
 要因:生まれつき自律神経の動きが乱れやすい
 特徴:低血圧、虚弱体質、体力に自身がない人に多い。

2.神経症型自律神経失調症
 要因:心理的なこと
 特徴:自分の身体の不調に敏感な人がなりやすい。

3.心身症型自律神経失調症
 要因:感情や疲労などの日常生活のストレスを無理に抑えることで心と体のバランスが崩れる。
 特徴:半数以上がこのタイプ。あわられる症状やその重さが様々

4.抑うつ型自律神経失調症
 要因:ストレスの慢性的な蓄積などによるうつ反応
 特徴:抑うつ部分が身体の症状に隠れて発見されないと、
     「うつ」に対する適切な治療が行われないことになる。

 

自律神経失調症の症状

自律神経失調症は人によって様々ですが、一般的に見受けられる症状に以下のものがあります。

頭部 偏頭痛、頭重感、抜け毛
耳鳴り、耳の閉塞感
口の渇き、口中の痛み、味覚異常
疲れ目、なみだ目、目が開かない、ドライアイ
のど のどの異物感、のどの圧迫感、のどのイガイガ感、のどが詰まる
肩こり、肩が張る
心臓・血管系 動機、胸部圧迫、立ちくらみ、めまい
呼吸器系 息が深く吸えない、苦しい、過換気症
消化器系 便秘、下痢、胃もたれ、吐気、腹部膨満感
泌尿器 頻尿、残尿感、尿が出にくい
生殖器 不感症、生理不順、月経痛
手・腕 冷え、しびれ、痛み
冷え、しびれ、痛み、ふらつき
皮膚 感想、かゆみ、多汗
筋肉・関節 腰痛、首や背中のこりや痛み
全身的な症状 不眠、食欲不振、だるい、疲れやすい、めまい、微熱が続く、手足がほてる
精神的な症状 不安感、イライラする、落ち込む、孤独感、やる気や集中力や注意力が低下、情緒不安定

※上記以外にも様々な症状が現れることもあります。
 人によっては一つだけの場合よりも、むしろこれらの症状が重複して現れたり、またあるいは症状が出たり消えたりすることもあります。
 自律神経失調症の症状はまさに人それぞれであるのがその特徴です。

 

自律神経失調症と関係の深い病気

症状が特定の部位に強くあらわれた場合は別の病名がつけられることもあります。
以下のような病気は自律神経失調症の一種、もしくは仲間ともいえます。

循環器系 心臓神経痛、不整脈、起立失調症候群、起立調節障害
呼吸器系 過呼吸症候群、気管支ぜんそく
消化器系 過敏性大腸症候群、胆道ジスキネジー、神経症嘔吐症、反復性臍疝(さいせい)病、神経性下痢
神経系 偏頭痛、緊張型頭痛
耳鼻科 めまい、メニエール病、乗り物酔い、咽喉頭異常感症
口腔外科 口内異常感症、舌痛症、顎関節症
皮膚科 円形脱毛症、発汗異常、慢性じんましん
泌尿器系 膀胱神経痛、夜尿症、心因性排尿障害
婦人科 更年期障害

 

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